或る阿呆の月曜

子供氏を聞いて胸打たれて

中二で音を奏で始めて

厨二病患った俺は

宙にも浮くような気持ちだった

六弦を掻き鳴らしていつでも

夢を抱いて走っていることは

飴玉が溶けて無くなるほどの

時間で過ぎ去る魔法の様さ


月曜の阿呆


少年は立派に大志を抱き

潮流に逆行して泳ぐように

慎重に言の葉を選んだ

唯一の思念の結晶さ

細いワイヤーだけが頼り故

そいつがあれば何にでもなれんだ

悩んだ面した村人A氏に

皮肉造花和えのご提供だって


月曜の阿呆


感傷等ぶち撒けるように

聴く人のいない舞台にも立った

ピエロになって転げまわっているけど

叫んだ物は宙に消えてった

そこには悔恨だけが残った

夜が更けてく


主要徴候は被構願望

詩吐露症患者の病態理論が

最高に解せぬ午前二時

衝動を詰めた葉巻が燃ゆ

曰く曖昧に事を濁すが

美徳の骨頂にさえ思えて

如何せん公房などと問えど

合わぬ芸当に冷めた客席


月曜の阿呆


薬を飲んで胸を割いても

病める体を治せはしなくて

袋の小路でまた迷っているけど

膨らんだ場所は切り取られてった

エンドGIAが繋いだ

夜が更けてく


感傷等ぶち撒けるように

聴く人のいない舞台にも立った

ピエロになって転げまわっているけど

叫んだ物は宙に消えてった

そこには悔恨だけが残った

夜が明けてく


子供氏を聞いて胸打たれて 中二で音を奏で始めて...

六弦を掻き鳴らしていつでも 夢を抱いて走っていることは...

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